初めての海外旅行で知っておきたいビザのこと

ビザって何？パスポートとの違いは？

ビザとは？

ビザとは渡航先の国が自国民以外の人に対して入国を許可するために発行する入国許可証で、渡航前に申請することで入国に対する審査を受けることになります。審査と言っても書面による審査がほとんどですが、取得するビザによっては面接がある場合もございます。

パスポートとは？

パスポートは各国政府が発行、自国外に渡航する人に国籍・身分などを証明するもので、ビザ申請の前に取得しておく必要があります。また、有効期間の違いなど複数の種類があります。

ビザの種類

入国・滞在目的によってビザの種類や審査基準が異なります。旅行・観光が目的のビザは比較的簡単に発行されやすい傾向にありますが、留学や就労、長期滞在が目的のビザは質問項目も増え、受け入れを保証する書類（例えば入学許可証や就労する企業が発行した証明書など）が必要になることがほとんどです。 大まかなビザの種類は以下のとおりですが実際は国や滞在期間ごとに細かく異なります。

観光ビザ

旅行・観光が目的のビザになります。他のビザと比較して安価で、滞在できる日数も短期なものが多いです。国によっては現地で取得することも可能ですが、受付が現地の公用語しか通じない、必要書類の説明が現地の公用語または英語でしか書かれていないなど、現地取得の場合はコミュニケーションが問題になりやすい傾向があります。できるだけ日本国内での取得をお勧めいたします。

学生ビザ

海外の学校へ留学することを目的に申請・取得するビザです。滞在できる日数は長めなものが多いです。但し、取得には留学先の学校が発行する入学許可証が必要になることが多く、事前に入学許可証を発行してもらうということは、さらに前に入学申し込み手続きを完了させておく必要があります。そのため事前の準備が必要で、発行までに必要とする時間も長めになります。

商用ビザ

短期および長期の出張で海外勤務する場合は、商用ビザが必要です。似たビザとして就労ビザがありますが、日本国内にある勤め先から給与や報酬を得て海外に出張する場合は商用ビザ、渡航先にある企業から給与や報酬を得て渡航する場合は次にご紹介する就労ビザが必要です。

就労ビザ

就労することを目的としたビザになります。ビザの種類の中では最も取得が難しいですが、留学ビザ同様に滞在可能な期間は長めのものが多いです。申請にあたっては就労先の証明証が必要である場合がほととんどです。国や職種などによっても手続き方法が異なったりしますので、事前に調べることが重要になります。

＊商用ビザか就労ビザかどちらのビザを取得すべきかわからない場合は、お勤め先やコーディネーターの方にご相談されることをお勧めいたします。

ビザ取得方法

ビザは渡航先の各刻大使館や領事館で発行されますおおよそ申請に必要なものは申請書、パスポート、証明写真、査証料となり、国によっては往復の航空券や予防接種証明書なども必要です。

• 申請書は各国の大使館や領事館で配布されています。
• パスポートはあらかじめ取得しておきましょう。パスポートの有効期限が６ヶ月を切っていると入国できない国もありますので、有効期限には注意しましょう。
• 証明写真は渡航する国ごとに指定されているサイズが違いますのでご注意ください。
• 査証料は申請するビザの種類によって異なります。

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お得なビザの取得方法

国と渡航目的によってはビザの申請は大変です。まず、各国の大使館や領事館に行くまでの時間と交通費がかかりますし、申請書の記入も英語で行う必要があることがほとんどです。一度間違えてしまうとビザが発行されず、現地の移民局と直接やりとりが必要になってしまいます。

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