ESTAってなに?アメリカ渡航に必要なESTAの取得に必要なものや申請方法について
目次
ESTAってなに?
日本人は世界の中でもトップクラスの信頼度を誇っており、短期滞在であれば多くの国でビザが不要になっています。
アメリカへの渡航・滞在においても90日以内であればビザを申請する必要はありませんが、通称ESTA(Electronic System for Travel Authorization)と呼ばれる電子渡航認証システムで事前に入国資格を取得する必要があります。これはビザ免除プログラム(Visa Waiver Program、通称VWP)という仕組みでアメリカに入国する適格性があり、犯罪を犯すなどの安全保障脅かす危険性がないか、事前に電子審査するシステムです。2009年1月から導入されており、乗り継ぎでの入国においても取得が必要になります。
入国の72時間前に申請・取得する必要がありますが、入力ミスなどで許可が得られない場合もあるので、余裕を持った申請・取得が大事です。
尚、米国観光ビザを取得している、アメリカ発行のパスポートを持っている、グリーンカードを持っている方はESTAの取得は免除されます。
ESTA申請に必要なものは?
日本人がESTA申請に必要なものは以下のとおりです。住民票や戸籍謄本などは必要ありません。
- パスポート情報(氏名・パスポート番号・パスポートの有効期限など)
- 申請者(渡航者)の個人情報(英文での姓名、両親の姓名、住所や連絡先など)
- クレジットカード(カード番号や有効期限など)
ESTAの申請方法は?
ESTAの申請方法は大きく分けると直接申請するか、代理店経由で申請するかの2種類になります。代理店の中には航空券やホテルなども含めて手配する旅行代理店と、ビザなどの申請業務を専門に行っている申請代行会社にわかれます。
直接申請する
直接的な支払いとしては、もっとも安価に申請できる方法です。米国安全保証省が運営する公式サイトにて申請が行えます。
ただし、表現がわかりにくかったり、問い合わせに対する返信が2週間前後かかるなど、渡航までの時間がない場合や、申請未経験者にとっては、容易とは言いにくいのが実情です。また、海外の類似サイトなど手数料が割高なものに間違って申し込んでしまい、入金後連絡が取れない等のトラブルも発生しているようです。
代理店で申請する
旅行代理店による申請
航空券やホテルの申し込みと一緒にESTAの申請を受け付けている代理店があります。航空券やホテルと合わせて申請代行してくれるので便利ではありますが、その分割高になってしまう傾向があります。逆に言えばホテルもしくは航空券の申し込みがなく、ESTAの申請のみは受け付けていないところがほとんどのようです。また、ビザ取得などを専門的に行っているわけではなく、外部の専門会社に依頼している代理店も多いため、その分割高になってしまう傾向があったり、細かい質問には回答が得られなかったり、相談などはオプションになっている場合もあるようです。
専門の申請代行会社による申請
ビザの取得申請を専門的に行っている会社があります。大手旅行代理店からビザ申請業務を請け負っていたりします。日常的に大使館や領事館の情報を確認していることもあり、知識が豊富で対応力があるのが特徴です。ESTAの申請やビザの申請が初めての方には間違いのない選択肢であると言えます。個人申請での誤りによるトラブルを避けられるだけでなく、ビザ申請にかかる時間や交通費を削減できるメリットもあり、ビジネスマンにもおすすめです。
ESTAの有効期限はどれくらい?
取得後2年間、またはパスポートの有効期限どちらか短い方まで有効で、期間中は何度でも入国・出国が可能となります。ESTA取得後に新たにパスポートを発行した場合、パスポート番号が異なっていることから、新たにESTAの申請が必要になります。そのほかに国籍が変わったり、結婚や離婚で名前が変わった場合もESTAを取得しなおす必要があります。
間違えると申請が却下になってしまい渡航ができなくなる恐れが!
現在は公式サイトで直接申請ができるようになりましたが、それに伴い申請者側の入力ミスが原因で渡航が承認されないケースが増えているようです。公式サイトで何が誤っていたのか教えてくれるわけではないので、自分で誤った場所を見つけるしかありません。渡航までにあまり時間がない場合は渡航自体が不可能になる場合もあるもあります。
却下後の訂正申請はアメリカ大使館での面接が必要になる場合も!
設問内容の誤った回答によっては公式サイトからの再申請のみでは訂正することができず、アメリカ大使館での観光ビザを取得する為の面接が必要になるケースもあります。ESTA申請とは別に申請書を作成し、各管轄の大使館または総領事館での面接予約を取り、提出する必要書類を準備の上、訪館面接を行います。シーズンにもよりますが、東京在住の方なら予約は取りやすい状況ですが、地方在住の方の場合、予約が取りづらくアメリカへの渡航前にさらに東京に出向く必要が生じてしまい、時間とお金を無駄遣いすることになってしまいます。
ミスを回避や時間・交通費の節約ができ、安心して申請できる「ビザとるネット」
電子申請で手軽にはなりましたが、行政による独特な表現・言葉遣いを誤った解釈で答えてしまうと、渡航までに申請が下りず、渡航を諦めなければいけないことになるのは避けたいですよね。
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