アメリカESTA、オーストラリアETAS、カナダeTA、インドEVISA
オンラインで申請できるからと言っても油断は禁物、不許可になった際のトラブル&対処法
インターネット普及によって情報が得られやすくなったため、自身で調べてオンラインでビザの申請をして間違った内容で登録してしまうケースがあります。
追加書類を求められて提出対応できることで引き続き申請を行えることもありますが、ほとんどの場合、『拒否』の結果だけがわかり、具体的に何が間違っていたのか?次にどうしたらいいのか?などの手順は指示や説明がされません。その際はご自身で現地移民局や大使館に問い合わせて対処するしか方法がなく、多くの移民局や大使館とのやりとりは英語でのやりとりになる場合がほとんどですので、多くの方はストレスを感じることでしょう。
今回はよく申請する国で起こったトラブルをご紹介しますので、参考として誤りのないビザ申請に役立てましょう。
目次
ESTA申請時に『犯罪歴等があるか?』の質問に誤って『はい』と回答してしまった
その場合、必ずと言ってもいいほど、ESTA申請は却下されてしまいます。もう一度ESTAを申請しても結果は変わらないため、現地移民局CBPへの問い合わせが必要となり、結果の殆どがアメリカ大使館での観光ビザの申請が必要となります。その場合は必要書類を用意し、アメリカ大使館に直接訪館し面接を受ける必要があります。
ESTAの結果画面上では『承認されませんでした』のみ記載され今後の手続きについて記載はありません。
アメリカ大使館での面接のためのアポイントの取り方や、その際に必要な書類の案内もないため、自身で確認し申請書作成からビザの発給受領までを対処しなければならず、大変な労力・時間・交通費を消費することになります。
通常であればビザ発給までに、書類が全て揃った上で面接も終了してから約2週間前後の時間を要します。ですので、1個所の単純なミスで出発予定日に間に合わないといったケースも起こりうるのです。
オーストラリアETASの質問で誤って犯罪歴を『有』と回答してしまった。
こちらも高い確率で却下となります。個人審査のため対処方法は異なりますが、とある方はご自身で最寄りの警察本部に行き、英文で発行される無犯罪証明を申請し、指紋認証も行い、後日発行された無犯罪証明書をオーストラリア大使館に提出されました。結果的に申請ミスから1か月ほど、発給までに時間がかかりました。
上記トラブルの場合は追加書類を提出することで済みましたが、領事や審査官判断によっては対応も変わるため、大使館に問い合わせをし、次にとるべき行動を確認しなければなりません。特にオーストラリアは日本国内の大使館で対応ができず、在韓国オーストラリア大使館へ問い合わせする場合があります。在韓オーストラリア国大使館との電話、メールはすべて英語でやりとりすることになるため、一定の英語力が必要になってしまいます。
カナダeTAを申請したが、許可が下りなかった。
カナダの場合は「取得できませんでした」といったメールの中に次にやるべきことが記載されています。基本的には個人アカウント作成を促され、求められている書類を提出するといった対応になります。しかしこちらも送られてくるメール、アカウント作成のサイト等すべて英語で表記されています。問い合わせも英語となりますので英語になじみのない方は難しいと感じるかもしれません。
特にカナダの場合は、メールについて返信が遅い場合がおおく、より頻繁にチェックと催促のメールを行なう必要がある国の一つです。
インドEVISAが拒否になりました。今回の拒否の理由は明らかではありませんが一旦登録後、審査中にもかかわらず、完了していないと勘違いをして同じ申請をもう一度行ってしまったことにより、拒否なってしまった。
EVISAの再申請はできない為、大使館での観光ビザの申請となります。オンラインで申請書を作成し、必要書類を用意します。追加書類としてEVISA拒否に関する英文理由書を作成し合わせて提出をしました。
通常の大使館でのビザ申請よりも時間は多くかかりましたが、今回はギリギリ出発には間に合いました。
上記で述べた国以外でもビザ認証が却下され、追加書類を求められ移民局や大使館に向かわなければならなくなるケースが多々あります。
『インターネットなら自分で申請できる』と手軽に始めてしまって、トラブルになることが多いようです。
ビザの申請代行を専門的に行っている『ビザとるネット』なら、申請から取得までお客様に寄り添って手続きを代行いたします。もちろん、どの国のビザ申請であっても日本語で対応いたしますので、英語に自信のない方や、ビザの申請が初めての方でも安心してお申込みいただけますよ!