【2025年導入予定】ヨーロッパ入国に必要となるETIAS(エティアス)とは?
※ETIAS(エティアス)は記事公開日現在まだ運用が開始されておらず、本記事は暫定的な情報であり変更される可能性があります。渡航の際は最新の公式情報をご確認いただくようお願いいたします。
目次
ETIAS(エティアス)とは?
ETIAS(エティアス)は、ヨーロッパの対象国へ入国する際に必要となる「事前渡航認証システム」のことです。
日本国籍の方がヨーロッパの以下30ヵ国に旅行する場合、通常はETIAS(エティアス)の申請と承認を受ける必要があります。
【ETIAS(エティアス)が必要な国】
- オーストリア
- ベルギー
- ブルガリア
- クロアチア
- キプロス
- チェコ共和国
- デンマーク
- エストニア
- フィンランド
- フランス
- ドイツ
- ギリシャ
- ハンガリー
- アイスランド
- イタリア
- ラトビア
- リヒテンシュタイン
- リトアニア
- ルクセンブルク
- マルタ
- オランダ
- ノルウェー
- ポーランド
- ポルトガル
- ルーマニア
- スロバキア
- スロベニア
- スペイン
- スウェーデン
- スイス
ETIAS(エティアス)が必要となるのはいつから?
2023年3月現在、ETIAS(エティアス)運用開始は2024年に延期されています。詳細な開始日程についてはまだ発表されていません。
ETIAS(エティアス)申請が必要な場合
ヨーロッパの対象国を訪れる人々のうち、日本を含むビザ免除国の国民が以下の目的で入国する場合はETIAS(エティアス)の申請が必要になります。
・90日未満の短期滞在(一般的な観光もしくは短期ビジネス)
・対象国への乗り継ぎで、入国を伴う場合 ※入国を伴わない場合は不要
ETIAS(エティアス)申請の費用と手続き方法
エティアスの申請は、オンラインで行われます。必要事項を記入し、所定の費用を支払うことで申請が完了します。
現在の申請費用は、7ユーロです。18歳未満または70歳以上の申請者は、この支払いが免除されます。
申請書では以下の情報提供が求められます。
- 申請者の情報(氏名、生年月日、出生地、性別、国籍、自宅住所、メールアドレス、電話番号)
- 両親の名前
- パスポート情報
- 学歴と現在の職業
- 最初に滞在予定の国と目的地の住所
- 犯罪歴、戦争または紛争地帯への旅行歴、強制送還の履歴に関する詳細情報
ETIAS(エティアス)の取得にかかる時間
ほとんどの場合、申請から承認までにかかる時間は数分以内ですが、場合によっては最大 30 日かかる場合があります。
そのため、入国前に十分な余裕を持って申請をする必要があります。
ETIAS(エティアス)の有効期限
ETIAS(エティアス)は、有効期間が3年間となる予定です。
ただし、申請者が所持するパスポートの有効期限が3年未満の場合、ETIAS(エティアス)の有効期間もパスポートの有効期限と同日に有効期限切れとなります。
また、パスポートの更新や変更がある場合は、新しいパスポート情報に更新する必要があります。
ETIAS(エティアス)申請が認証されない場合は?
紛失や盗難が報告されたパスポート情報を使用した場合や期限内に追加情報または文書の要求に応じなかった場合などに、ETIAS(エティアス)申請が拒否される可能性があります。
申請が認証されなかった場合、ETIAS(エティアス)を利用しての入国は認められません。
また、ETIAS(エティアス)が認証されても入国の権利が自動的に付与される訳ではなく、最終判断は入国管理官が行います。
ETIAS(エティアス)の申請代行はビザとるネットにお任せください
ETIAS(エティアス)の運用が開始され次第、ビザとるネットでは申請代行サービスを提供予定です。